治りにくいと云われる抜毛症を克服した方法とは
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抜毛症は日本での認知度はまだ低く、誤解や偏見を持っている方が多いです。
また、抜毛症を専門とする医療機関はなく専門の医師もまだいません。
そのため心療内科や精神科が対応しているケースがほとんどのようです。
このような環境でも抜毛症を克服、もしくは改善できた方の体験談をまとめましたのでご覧ください。
無理をして抜毛癖を治さなくても良い!そう考えたらスーと気が楽に!
小学4年生から抜毛癖に悩んできたという30代のママさんのケースです。
抜毛するきっかけは抜いた毛の毛根の形が面白いと思ったからです。
それから暇なときやイライラした時に抜くようになりました。
お母さんに見つかれば叱られるので、いつもお母さんにばれないよう抜いた髪の毛を隠していました。
そのうち親にばれてしまうのですが、頭の下の部分の髪が全く無くなるまで抜いたのでした。
でも、どうしても髪の毛を抜くことが辞められなかったのです。
最初、お母さんはかなり驚いて強く叱りましたが、その後は一緒に治るように悩んでくれました。
それでも中々抜毛癖は治らず何度も叱られ、更にストレスを溜めて隠れて抜くという繰り返しでした。
それまでは「今すぐ止めないといけない!」と強く思いすぎ、それがかえって自分自身を追い込んでいたのかもしれません。
「中学入学の時までに止めることができればいいね!」と何気なく言ったお母さんの言葉にスーと気が楽になりました。
今すぐでなくてもいいんだ!今すぐ無理して止めなくてもいい!
そう思ったらいつの間にか抜かなくなっていました。
中学に入ってからは髪が上下の長さが揃ってきて、それからはロングヘアーですごしました。
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気持ちを楽に切り替える!無理しなくてもいい!
私のように開き直ったらどうでしょう!
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髪が生えてくることでストレスが解消されます。
抜毛をやめられなくても育毛の努力はしたほうが良いといっています。
簡単に抜けないような工夫をする
抜毛症の方は悩みながらなんとかして抜かなくなるような工夫を考えています。
それをいくつかご紹介します。
ウィッグや帽子を被る
ウィッグや帽子を被れば当然その下の髪の毛を抜くことはできません。
しかし、覆っていない箇所の毛は抜いてしまいそうですから、すっぽり覆うようなものが必要になります。
そうなると帽子よりもウィッグの方が向いているように思います。
ウィッグの方が外れにくいですし!
ただし、夏は暑いです!
通風性の良いものを選ぶ必要がありますね。
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手袋をする
抜毛症の方は薄手のゴム手をすると良いそうです。または指サックをすると、違和感で抜くのを抑えるらしいです。
実際にそれで抜毛がかなり少なくなったという方がいました。
確かに髪の毛を抜くときは素手でないと1本1本抜けません。
ゴミ手だとまとめて抜いちゃいそうで痛すぎます!
外出時は冬は革手、夏はレースのおしゃれ手袋、就寝時にはハンドガードが良いと思います。
家にいるときはコットン手袋をして抜毛癖を抑える工夫をします。
髪を短くする
ロングヘアーだとつい手が触れて抜いてしまいがちになります。
髪を短くカットすることで抜きにくくなります。
ショートカットにすることで抜毛が減ったといいます。
超ショートカットやショートボブなどはいかがでしょう。
抜毛症をカミングアウトした土屋光子さんのようにスキンヘッドはいかがでしょう?
土屋さんはいろんなウィッグを付けてお洒落を楽しんでいるそうです。。
ストレスを発散する
抜毛症はストレスが原因のことがほとんど。
だからストレスを発散する工夫をします。
ストレスの発散方法は人それぞれです。ドライブ、カラオケ、飲食、酒、旅行・・・
しかし、お金の自由にならない子供はどうすれば良いのでしょう。
即席のストレス発散を考える
身近にあるものでストレスを発散するものは無いか考えてください。
お金を使わず他人に迷惑をかけないものにしなければいけません。
そしてすぐできるもの・・
ある人は猫の毛を抜くと言う事でした。
といっても猫の毛をむしり取るのではありません。
ブラッシングで猫の毛を取るのです。
これをすると不思議とすっきりして抜毛欲が抑えられたと言っています。
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猫や犬がいない人は即席でストレスを解消できることを考えてください。
プチプチをつぶすとかパズルをするとか・・・
ちなみにスマホには無料のストレス発散ゲームがいくつもあります。
1人で悩まない
抜毛症の方はとかく一人で悩みがちです。
そしてどんどんストレスを溜めこんでいきます。
母親に知られたら急に気が楽になって回復に向かったという例もあります。
決して一人では悩まないようにしてください。
抜毛症に悩んでいる人だけで作ったサークルがあります。
そこでは辛いのは自分だけではないのだという気持ちでお互いが勇気づけられています。
抜毛症の方のブログも結構あり、そこではいろんな情報を交換する場になっています。
また近い人は互いに連絡を取り合って相談したりしています。
そんなブロブを見つけたらあなたの気持ちをコメント欄に残したらいかがでしょう。
決してあなた一人が悩んでいるのではありません。
薬で抜毛症が治ったという人はほとんどいない
抜毛症の治療に使われる薬は抗不安薬や抗うつ薬、抗精神薬などですが、これらは抜毛症専門の薬ではありません。
また、抜毛の地肌ケアに使われる薬は抗ヒスタミン薬やステロイド薬があります。
これらは皮膚の炎症を抑えるもので副作用があります。
いろんな体験談を読んできましたが、薬で良くなったという報告は1件もありませんでした。
副作用で逆に悪くなったというほうが多かったです。
抜毛症の薬を使わない精神療法としては「認知行動療法」というのがあります。
これはうつ病のような精神疾患に使われる療法で、気付きにくいことを気付かせ、問題の行動を修正させるというものです。
「認知行動療法」については別のページで詳しく調べます。
とにかく薬物による抜毛症改善の効果は期待できないと言う事です。
まとめ
抜毛症を克服できた体験談をいかがでしたか?
中々抜毛症を克服するのは難しいですが、克服している人もいます。
抜毛を無理に止めなくても良いと思ったら急に気が楽になり克服できた例もあります。
強迫観念にとらわれると逆に悪化します。
簡単に髪を抜けなくする工夫は誰でもできそうです。
ストレスを溜めず、抜毛をしそうになったらすぐにストレスを発散できるように考えましょう。
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髪が生えてきたら抜毛癖がおさまるかもしれません。
抜毛跡の育毛には トリコチロアールがお勧めです!