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認知行動療法とは「CBT」とも呼ばれ、現在の自分の考え方を別の考え方や行動にする心理療法です。
認知行動療法は医師やカウンセラーの指導の下で行われ2016年から健康保険が適用されています。
抜毛症の認知行動療法は抜毛の自覚から
抜毛症の認知行動療法はまず抜毛の行動を自覚することから始まります。
いつ、どんな時にどれほど髪を抜くか、抜毛している時の心の状態や環境を自分で観察して自覚することです。
自分で気付くということが重要なのですね?
はい、無意識に抜毛していたら誰かに教えてもらうことが必要になるかもしれませんが自分で気付くことが大事です。
そうすることで抜毛の時の自覚が出るようになるので、抜毛しそうなときに違う行動をとるように訓練します。
それが習慣逆転法です。
習慣逆転法とは
習慣逆転法とはいつもの行動をしそうなときに意識して違う行動をすると言う事です。
つまり抜毛しそうだと気付いたときに、抜毛できない行動をとると言う事です。
例えば腕を組むとか、足を揉むとか、なんでも良いです。
代わりに猫の毛を抜くとか・・・これはダメよね。
で、時間的にはどれぐらいですか?
時間的には2分ぐらい経つと抜きたい衝動が治まります。
これを繰り返すことで抜毛の癖をかなりコントロールできると思います。
これなら抜毛症が治るかもしれませんね〜!
助かったわ〜!
いやいや、そんな簡単なものではありません。
うまくいかないことも多々ありますので、試行錯誤するときもあります。
認知行動療法でこうすれば良いという方法はありません。それぞれに合った方法を見つけることが必要です。
専門の精神科や心療内科の診察、指導を受けることをお勧めします。時間は30〜60分程度です。
まとめ
認知行動療法は抜毛している時の心の状態や環境を自分で観察して自覚することから始まります。
そして抜毛しそうなときに意識して違う行動をすることで抜毛癖を無くすようにする習慣逆転法の訓練をします。
抜毛の衝動は2分ぐらいで治まるので抜毛しそうなときにこれを繰り返します。
そうすることで抜毛症をかなり改善できます。
認知行動療法はそれそれに合った方法を見つけてください。
私は子供に「髪を抜きたくなったらスマホでゲームをしてみたら?」と言いました。
今のところうまくいっているようです。
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